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【動画マーケティング】中小企業でも始められる4つの成功事例

スマートフォンと動画コンテンツ数日前に制作した記事「コンテンツマーケティングで活用できる7つの媒体の成功事例集まとめ」を制作している最中、あまり動画マーケティングの成功事例をまとめたものが見つからなかったので成功事例を探してみました。

テーマとしては中小企業でも真似できるような「予算をあまり必要としない」動画コンテンツの成功事例です。動画制作は高いから手がでない、というマーケターの方は必見!

ユーチューバーに頼まず、ユーチューバーになれば良い

中小企業の場合はなかなか動画まで手が回らないということもあると思いますが、それほど制作費を多くかける必要はありません。
YouTubeユーザーが求めているのは「よく出来たコンテンツ」ではないからです。そのことはユーチューバーなどを見ていれば分かるのではないでしょうか。ユーザーは動画に「娯楽」や「興味ある情報」を求めています。

自身が自社のYouTuberとなって成功を収めるという事例もあります。個人的にバイクの免許取得から、バイク購入検討していた頃に見ていたのがこちら。

町のバイク屋がチャンネル登録数10万を超え、ユーチューブ経由のユーザーが多く訪れるという環境を作り出しています。

YouTubeチャンネル:二宮祥平ホワイトベース

動画制作のプロに頼まないことで予算を抑える

動画制作はプロに頼むと安くとも十数万円はかかるものです。この費用の内訳として機材費などにも多く割かれていますが、動画マーケティングは必ずしもプロに頼む必要はありません。素人でも十分に成果を挙げられる、という成功事例があります。

多くのサイトで成功事例として紹介されている『Orabrush』は、素人が500ドルで制作したものです。それまで驚くほど売れていなかった舌ブラシは、この動画での成功を皮切りに1年で100万ドルもの売上を伸ばしたそうです。

YouTubeチャンネル:Orabrush

スキップの必要なし!5秒で完結するインストリーム広告

YouTubeで動画を開くと表れるインストリーム広告。スキップしているという人は過半数を超え、6~8割と言われています。個人的には9割程度の広告を5秒でスキップし、5秒以内で興味を持ったものだけ見るようにしています。
ちなみに、面白いインストリーム広告も増えたこともあり「最後までインストリーム広告を見たことがある」という人は増加傾向にあります。

とはいえ、インストリーム広告は多くの場合、ユーザーにとって「目的とする動画までの障壁」でしかありません。広告出稿する側としても30秒以内(もしくは動画を最後まで再生)でスキップされれば費用がかからないという背景があり、5秒で完結するインストリーム広告も意外と多く出稿されています。

個人的に「面白い」「上手い」と思ったのはこちら。
海外のものですが言語が分からなくても十分に伝わるのではないでしょうか。

短いので何度か見返してしまいました。4年前の動画ですが、視聴回数は200万を超えています。5秒のインストリーム広告を集めたチャンネルに登録されています。

YouTubeチャンネル:5secondfilms

「バズらせないと意味がない!」という感覚からの卒業

動画コンテンツが拡散された場合の伸び率は非常に大きく、何千万という視聴数を稼いだという例は多くあります。しかし、これらは狙って成功するようなものではありません。企業活動においてはバズらせるよりも、「視聴したユーザーからコンバージョンを出す」ということが大切になります。

拡散だけを狙いに行くよりも、そのコンテンツが顧客ユーザーにとって意味あるものになることを考えてみてはいかがでしょう。例えば九州を拠点としたホームセンターグッデイでは、「網戸や障子の張替え講座」や「植物の育て方」といったハウツー動画で視聴数を伸ばしています。

こういった商品の有効活用方法などの動画は急激に伸びるということはありませんが、常に必要とされるストック型のコンテンツであるため、ノウハウ自体が変わるまで陳腐化しないメリットがあります。

YouTubeチャンネル:HomecenterGooDay

まとめ

動画コンテンツの制作は身近になり、多くの企業が「動画マーケティング」というものに興味を持ってきています。その障壁となっているのは「制作が大変」というものですが、それほど予算をかけずとも十分な結果を出すことが出来るマーケティング手法です。

F.LIGHTでも動画マーケティングを取り入れようと考えているので、上がったら見てみてください。