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ユーザビリティ改善はSEO対策になる?

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googleなどのクローラーを相手に見据え、SEO対策ばかりを考えてサイト制作を行なっていると、サイトのユーザビリティを損なうことがあります。

その中でも顕著なのが、「文章コンテンツの扱い」である。キーワードを盛り込んだオリジナルの文章コンテンツがSEO対策として効果が高いとされているので、多くのWeb担当者がサイト内の文章コンテンツの充実をはかっているのではないでしょうか。しかしながら、文章を多くしすぎるとサイトの視認性は下がってしまいます。

そこで有効活用したいのが、「ページ割り当て」です。今回はこの「ページ割り当て」の方法についてご紹介したいと思います。

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文章コンテンツのページ割り当てとは?

Webサイト上に、長文のコンテンツを掲載しようとした際にユーザービリティを考えて、複数ページに文章を分けて掲載することである。 今回は、この「文章コンテンツのページ割り当て」に関して、「SEO対策」と「ユーザビリティ」という相反する2つの側面から解説します。

SEOにおける文章コンテンツのページ割り当てとは?

Webに掲載する文章コンテンツを複数ページに分けると、検索エンジンではコンテンツ量が少ないと判断され、上位になる機会を損なう可能性があります。検索エンジンにとっては複数ページにわたる文章コンテンツを正確に認識することは難しく、結果サイト全体の評価が下がってしまいます。しかしながら、1ページに大量の文章を載せてしまうと、ページが縦長になったり、読みづらくなるというユーザビリティの低下を招いてしまいます。

 

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こういった問題を解決するためにはいくつかの方法があります。その方法を紹介するので、是非貴方のWebサイトにも取り入れてみて下さい。

 

1:【rel=”next”】と【rel=”prev”】タグを使う

複数ページに及ぶ文章コンテンツをWebサイトに掲載する際に最も有効な解決策は、【rel=”prev”】と【 and rel=”next”】というタグを各ページに導入することが挙げられます。 これらのタグを利用することで、複数ページにわたって掲載されている文章を、検索エンジンにはひとまとめになっている文章だという事を伝えることができます。そうする事で、複数ページの文章が正常に読み込まれ、多数の文章コンテンツを保有するサイトとして認識され、ページの評価が上がる傾向があります。

 

2:各ページに個別のタイトルをつける

通常、複数ページに分けられる文章ページのタイトルやメタタグはメインページと同様のものである事が多いです。 これをページ毎にきちんと記述を変えることで、検索エンジンからは内容の複製が少ないサイトとして認識され、上位表示される可能性が高まります。

 

3:ビューオールページを作成する

「ビューオールページ」とは複数ページに及ぶ文章コンテンツを一つにまとめて掲載しているページを言います。このページを作成しておけば、検索エンジンはサイトの内容を正しく理解するため、上位表示の可能性が高まります。 ビューオールページを作成する際は、【rel=canonical】タグを使用しておくと更に効果的です。

 

上記のような方法を用いることで、複数ページに渡る文章コンテンツを検索エンジンに正しく読み込ませる事ができます。この方法を用いてユーザビリティとSEO対策の両方に強いサイトを構築してみましょう。