googleのアルゴリズム変更に負けないSEO戦略とは
2012~2013年は検索テクノロジーの発展の年でした。
2013年5月末に行われたペンギンアップデートは記憶に新しく、多くのWeb担当者様の頭をなやませたのではないでしょうか。
こうした日ごとのアップデートに振り回されて対策を施すには多大のエネルギーが必要です。
しかし、実際にSEO対策において安定した成功を収めている企業は、 Googleの施すそれぞれのアップデートの背後にある全体像や方向性を掴んだ上で対策を練ります。
そうした観点から、2013年後半に行うべきSEO戦略のトレンドを、独断と偏見でご紹介したいと思います。
2.ソーシャルメディアの役割を軽く見ないように
ユーザーが必要とする情報の種類に変化が見られています。
以前では「事実」を素早く検索する事に重きが置かれていましたが、今では、「事実」とそれに対するネット上の人々の「評価・意見」に重きが置かれるようになってきました。
その流れに沿って、Googleの検索アルゴリズムは、ソーシャルネットワーク上の人々の動きを反映するランキングを構築できるように改良されてきています。
TwitterやFacebook、YouTubeなどからの、個々のユーザーから発信される情報が、ますます検索ランキングに大きな影響を及ぼす事になるでしょう。
これらのシグナルを逃さないようなサイトを構築してください。
3.モバイルフレンドリーなサイト構築は、もはや選択肢ではなく必須事項
モバイル機器からのインターネットアクセスの増加が大きくなってきています。
モバイル機器からアクセスする人々のユーザー体験の向上はこれからのサイト構築に必須です。
その中でモバイルユーザーが持つ不満の一番の原因は、ウェブページの読み込みの遅さです。
モバイルユーザーの64%もの人々が、4秒以内にサイトの読み込みが完了する事を求めているとの調査結果があります。
こうした人々の流れは、検索アルゴリズムに影響を与える事と思われます。
それで、大きな画像やアニメーションの過度の使用を避けて、高速でモバイルフレンドリーなサイト構築を目指しましょう。
また覚えておくべき別の調査では、デスクトップ上で入力される検索クエリに比べ、モバイル機器上から入力される検索クエリは平均で25%短くなると言われています。簡潔なキーワードの選択が、これからのサイト構築において、とても重要になりそうです。
SEO対策の2013年後半のトレンド予想と銘打って3つの点だけを取り上げましたが、目先の検索アルゴリズムの細かな更新に振り回される事なく、今人々が求めている情報のあり方を分析してSEO対策する事が、安定したランク向上に絶大な力を発揮するようです。
ぜひ、上記の点を考慮してみてください。