【ECサイト】AmazonモールのSEO対策はどうなってるの？
amazonのユーザーは、特定のショップからというよりも「amazonから買っている」という認識が強い傾向にあります。
そのためショップごとに固定客の管理やリピート施策が必要ない、というのがamazonモール出品の大きな特徴です。また、ショップの売上はじわじわと増えていくことが多いのもamazonモールの特徴と言えます。
豊富な品揃えを誇るamazonモール内での集客は、いかに表示機会を得るかが重要なポイントとなります。月間訪問者数が5,000万人にも迫る勢いであるため、少し露出しやすくなるだけでも大きな差が生まれてきます。
amazon SEO対策
amazonのアルゴリズム
Googleや楽天と同様に、amazonにも独自のアルゴリズムが存在します。Amazonモールへ出品する際には、このことも覚えておきましょう。
販売件数と検索順位
amazon内検索では、商品の販売件数が重要なポイントとなります。具体的な期間については不明ですが、“直近で”どれだけ売上があるかを重視していると言われています。つまり、短期間で数多く売れた商品なら、検索順位を大きく変える可能性があるということです。
その順位を維持し続けるためには、継続して売上件数を獲得しなければならないともいえるでしょう。
クリック率と購入率について
amazonアルゴリズムは、クリック率（CTR）と購入率（CVR）も重視しています。
1つの商品ページに複数の出品リストが表示されるamazonでは、ユーザーにとって“商品価格”が重要な比較材料となります。購入率の向上のために、競合の調査も欠かさずに行いましょう。
購入者レビュー
amazonの商品レビューは、2種類あります。ひとつはその商品を“amazonで”購入したユーザーによるレビュー、もうひとつは“amazon以外で”購入したユーザーによるレビューです。
amazonアルゴリズムでは、amazonで購入したユーザーによるレビューをより重視すると言われています。レビューの件数と、それぞれのレビュー点数も重要なポイントになります。
商品登録によるSEO対策
amazon内での商品検索結果に表示されるために、まずは商品登録をしっかり行いましょう。
Amazon検索キーワード登録
商品を登録する際、検索キーワードの登録ができます。
ここにはユーザーが商品検索をする時、「どんなキーワードで検索するか」を予想し、出来るだけ多く入力しておくべきです。1つの欄に複数のキーワードを登録できますので、“半角スペース”で区切り出来るだけ多くのキーワードを設定しましょう。
注意事項としては、『商品タイトルと重複しないキーワードを入力する』こと。なぜかというと、商品タイトルは既に検索時に読み込まれるようにできているからです。重複しないキーワードを設定しておく方が、多様なリーチを見込めるということになります。
商品カテゴリの登録
キーワード検索をしないユーザー、もしくはキーワード検索に加え、カテゴリで絞り込みをかけるユーザー対策としても有効なので、カテゴリ登録も忘れずに行いましょう。露出が着実に増え、売上に繋がるはずです。
価格で勝負する
amazonの商品検索結果は、“1つの商品に対し、1つの商品ページのみ存在する”というのが基本的な特徴です。
同じ商品でもショップごとに商品ページがある楽天とは違い、Amazonの場合はユーザーが比較検討しやすいよう、1つの商品ページに複数の出店リストが表示されます。
検索数が多く上位表示に圧倒的な競合がいる場合、その商品ページの出品リスト内で価格勝負するのも一手です。リスト内では、送料などの手数料を含めた安い順に表示されますので、価格設定の際には注意しましょう。
amazon FBA
FBA（フルフィルメント by Amazon）というものもあります。これは、amazon倉庫に納品し、amazonが受注管理・出荷配送・カスタマーサービスを行ってくれるサービスです。
FBAは、「最強のamazon SEO施策」とも言われます。amazon倉庫に商品があるか否かもアルゴリズムに大きく影響するようなので、粗利が高い数千円以上の商品であれば手数料負担も少ないので活用してみても良いでしょう。
利用手数料は、保管期間や商品サイズに応じた従量課金制なので初期コストも抑えられます。FBAを活用するかしないか見極める際には、「比較的高単価・値崩れしていない・他通販で売れている」というのがポイントです。
商品ページのコンテンツで購入率アップ
独自ドメインECや楽天ショップとは違い、amazon内では自由自在なランディングページが存在しません。ページ内に記述される“文字情報”が非常に重要です。価格だけではなく、シンプルかつユーザーにとって有意義な情報を詰め込めるよう工夫しましょう。
特に、メイン画像の登録には力を入れるべきです。さまざまな商品角度、商品紹介コンテンツ画像など、複数登録をしておくことで購入率のアップにも繋がります。