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コンテンツのランクアップでSEO対策ーその1:記憶に残るコンテンツの作成

(Photo by Saad Faruque )

今年行われたgoogleの様々なバージョンアップの結果、現在のSEO対策の中で最も重要なのはコンテンツのランクアップです。
ソーシャルコミュニティーからの良い評価、トラフィック量、被リンク量、検索結果ランク向上といった良い結果は、あなたがどれほどクオリティーの高いコンテンツを世に送り出せるかにかかっています。
人々の記憶に残るコンテンツはGoogleなどの検索エンジンの”記憶”にも残りやすいようですので、今回は記憶に残るコンテンツの作成方法を幾つかの点に分けてご紹介したいと思います。

1: 書く前にリサーチする

ある情報量に関する2010年の統計によると、現在、2日毎にインターネット上に配信されている情報量は、人類史の始まりから2003年までの間に人類が蓄積してきた情報量に匹敵するとの事です。つまり、毎日大量の情報がインターネット配信され、情報で溢れかえっているという事になります。

ですから、こうした膨大な情報の中に自分のコンテンツを埋もれさせてしまわない、読み手の記憶に残るコンテンツを書く必要があります。

そのためにはコンテンツをより充実させるためのリサーチが欠かせません。特に以下のような情報を見つけ出し、コンテンツに反映させる事が大切です。

・新鮮な情報
・他では見つけにくい情報
・タイムリーな情報
・読み手をアッと驚かせる情報
・読み手の興味を引く情報

2: 記事に才知あふれるタイトルを付ける

記事の内容を正しく示す、才知あふれるタイトルは必須事項です。毎日膨大な量の情報がネット上に追加されていますので、読み手は選択的になっています。自分の前に登場する全ての情報を読む時間がないために、読み手は5秒以下の短い時間でタイトルを”スキャン”し、そのタイトルをクリックしてさらに内容を読む価値のある記事かどうかを判断しようとします。

そのためにタイトルの最適化はSEO対策の中でも重要事項の1つです。仮に検索結果の上位にランクインしても人を引きつけるタイトルでない場合、読み手から「価値のない記事」と判断されてしまい、トラフィックを得られない可能性があります。読み手の記憶に残る以前の問題です。

以下の項目のうち少なくとも2つの要素が含まれる記事のタイトルが良いとされています。

・読み手の関心を引き起こす
・読み手の好奇心をくすぐる
・ユーモアにあふれる
・読み手を驚かせる
・議論の提起

もちろん、タイトル選びの基本である、印象の強い形容詞の使用や、SEO対策上重要なキーワードを含める事は忘れないようにしてください。

3: 読み手を理解する

記事のターゲットが頭の中ではっきり見えていないうちは記事を書くべきではありません。日記のような私的な内容の場合はこの限りではありませんが、誰かに読んでもらいたい記事を書く場合、書き始める前に明確なターゲット像を持っておくべきです。

多くのブロガーたちがアクセスの増加がないと嘆きますが、多くの場合はターゲットが明確でない点が問題である事が多いように見受けられます。ターゲットが絞り込めず、読み手を理解できないため、記事の内容がぼやけてしまい記憶に残りづらくなってしまいます。
ターゲットの読み手を明確にしておくと次のような利点があります。

・ターゲットに特化した内容が書ける
・焦点を絞った分かりやすい記事が書ける
・自分自身のモチベーションの向上
・記事の持つ価値の向上
・内容に関するすばらしいアイデアが浮かびやすい

4: 外部リンクを張る事を恐れるな!

自分のコンテンツ内に他サイトへのリンクを張ると、せっかくのサイト訪問者を逃がしてしまうのではないかと思われる方が多いようです。

しかし実際のところ、読み手はそうした価値のある外部リンクを歓迎する傾向があります。そうした正しく使用される外部リンクはコンテンツの信頼性を高める働きがあります。

1つの小さな記事で特定のトピックに関して全ての情報を伝える事は不可能です。外部リンクを正しく使うなら、読み手が求める情報を全て提供する事ができ、あなたのサイトが心地よいサイトとして記憶に残る事でしょう。

上記の点を確実に満たしていく事で、あなたのサイトや記事は記憶に残りやすいものとなり、ひいては検索エンジンもあなたのページを記憶してくれる事でしょう。