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Instagramの効果測定法ってどうやるの? 効果測定時に着目すべきポイント

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Web運営やマーケティングでは、SNSの重要性がますます高まってきています。FacebookページやTwitterの利用はもはや一般的ですし、SNSを使っていないケースの方が珍しいくらいですよね。ひとくちにSNSといっても、厳密にはさまざまな種類がありますが、中でもここ数年一気に注目を集めているのがInstagramです。本記事ではInstagramで効果測定をする方法や、効果測定の際に着目すべきポイントについて解説しています。
Instagramをすでに利用されている方や、導入を検討している方に参考にしていただければと思います。

Instagramの特徴

Instagramの画像
Instagram
はじめにInstagramについて簡単に復習しておきましょう。Instagramはフォト系のSNSサービスで、フィルタ機能などを使って、簡単におしゃれな写真を作成・シェアすることができます。
Instagramの特徴としては、女性や若年層などの流行やファッションに敏感なユーザー層が多いことがあげられます。なおInstagramは、2012年に同じくSNS大手のFacebookに買収されています。

Instagramの効果測定について

InstagramをWeb運営やマーケティングの一環として利用する時にぜひ行って欲しいのが、効果測定です。効果測定とは「投稿がどれくらい見てもらえているのか」「アカウントを通してどの程度の効果(コンバージョン)につながっているのか」を調べることを指しています。効果測定によって運営状況が可視化できるので、より具体的にアカウントの改善点を洗い出せるようになり、その結果“より成果につながるSNS運営”ができるようになるのです。
ここからはInstagramで効果測定をする方法と、着目すべきポイントについて解説していきます。

・効果測定方法

まずは効果測定の方法から。主に2つの方法があり、一つはInstagram公式の機能を使う方法です。もう一つは外部サービスを利用する方法になります。順に見ていきましょう。

(1)Instagram公式の機能を使う方法

Instagramは「Instagramインサイト」という機能の提供を行っています。インプレッションやリーチ、サイトリンクのクリック数、フォロワーアクティビティなどのデータが閲覧できます。とっつきにくい印象の効果測定ですが、「Instagramインサイト」を使うことで、アプリから簡単に行うことができるようになります。

この機能は2016年8月にリリースされたばかりで、「Instagramインサイト」と同時に「ビジネスプロフィール」と「投稿の宣伝」の2機能も同時にリリースされています。なお「Instagramインサイト」機能を使うためには、アカウントを「ビジネスプロフィール」に変更する必要があります。詳しくは下記の公式アナウンスをご確認ください。

Instagram、ビジネスコミュニティ向けのビジネスツールを日本で導入開始

(2)外部サービスを利用する方法

もう一つの方法は、外部サービスを利用する方法です。上記の「Instagramインサイト」機能でも十分に強力なのですが、外部サービスもそれぞれ便利な機能を備えています。状況に応じて使い分けていくといいでしょう。

下記、代表的なInstagram効果測定ツールを列挙しておきます。

INK361の画像

INK361

Iconosquare

Iconosquareの画像
Iconosquare

tokyo trend photo

tokyo trend photoの画像
tokyo trend photo

・効果測定時に着目すべきポイント

最後に、効果測定をする時に着目しておくべきポイントについてまとめておきましょう。Instagramの効果測定を行う時は、下記の5つの切り口を参考に行っていくことをおすすめします。

(1)フォロワー数

Instagramでは、フォロワー数は成果に直結する指標です。投稿やエンゲージメントを高めるためにも、まずはフォロワーの数を増やすようにしましょう。
余談ですが、スタートしたばかりのアカウントの場合はなかなかフォロワーを増やすことができないこともあります。そんな時は、いわゆるインフルエンサーの力を借りることも検討してみてください。

(2)インプレッション

他の多くのSNSと同様、Instagramでもインプレッションは重要な指標の一つでしょう。インプレッションとは、投稿や広告が表示された回数のことを言います。基本的には、インプレッションは多ければ多いほど良いとされています。その分だけ、ターゲットに投稿が見てもらえるからです。

(3)リーチ

次に見るべきはリーチで、これは投稿や広告が表示されたユニークアカウント数を指しています。インプレッションと少し似ていますので、その違いについてまとめておきましょう。
インプレッションは、言い換えると投稿の表示回数のことです。一方でリーチとは、投稿を表示した(見た)ユーザー数のこと。Aさんがある投稿を2回見たとしましょう。この場合、インプレッションは2で、リーチは1になります。

(4)エンゲージメント

Web運営ではユーザーにアクションを取ってもらうことが最重要です。ユーザーに期待するアクションを取ってもらってこそ、コンバージョンにつなげることができるからです。

Instagramでもそれは同じで、ユーザーがアクションを取ってくれているかをしっかりと見る必要があります。エンゲージメントとは、それにあたる指標です。投稿へのいいね!やコメントを計測していきます。

(5)ハッシュタグ

他のSNSにもありますが、Instagramではハッシュタグの重要性が格段と高まります。自社製品やキャンペーン関連のハッシュタグについては常にウォッチしながら、ユーザーの行動を追っていくようにしましょう。

Instagramの効果測定方法や、効果測定時に着目すべきポイントについてまとめました。SNSをマーケティングやWebに活用する時の基本は、ユーザーが喜ぶコンテンツを提供すること。Instagramを使う時もそれは同じで、ターゲット層に響く、魅力的な投稿(写真)を載せていくようにしましょう。