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「DECAX」はコンテンツマーケティングの次世代購買モデルとなるか

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コンテンツマーケティング向けの購買モデル「DECAX」をご存じでしょうか?購買モデルとしてはAIDMAやAISASがよく知られていますが、その進化版にあたるのがDECAXなのです。

これまでの購買モデルの概要をご紹介しつつ、DECAXの特徴やこれまでの購買モデルとの違いについても解説していければと思います。

マーケティングにおける従来の購買モデル

DECAXについて解説する前に、まずはこれまで提唱されてきた購買モデルについて確認しておきましょう。AIDMAやAIDA、AIDCAなどさまざまなものがあるのですが、その中でも代表的な2つに絞って見ていきます。

■AIDMA

AIDMA(アイドマ)とは、1920年代にアメリカで提唱されたと言われている購買モデルです。マーケティングの分野では長く知られている法則なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

消費者が購買にいたるまでのプロセスを5つのステップにして考えていて、そのイニシャルをとってAIDMAと名付けられました。

  • Attention(注意) 自社の製品やサービスをユーザーに知ってもらうためのプロセスです。
  • Interest(興味) ユーザーが、製品について「興味」を持つタイミングを指します。
  • Desire(欲求) 購入したいという欲求を抱く時期です。
  • Memory(記憶) 欲しいと思ってもらった後、それを「記憶」してもらう必要があります。
  • Action(購買) ここまできて、やっとユーザーは商品を購入してくれるのです。

■AISAS

AISAS(アイサス)は日本で考えられた購買モデルです。2004年に電通が提唱したモデルで、AIDMAをアレンジしてつくられています。

一文字目のAと二文字目のIまでは同じなのですが、それ以降が異なります下記のプロセスとなっています。

  • Attention(注意)
  • Interest(興味)
  • Search(検索)
  • Action(購買)
  • Share(共有)

Search(検索)やShare(共有)などの言葉は、ネットやSNSなどを考慮して追加されました。AIDMAより現代的なモデルになっていることがわかります。

次世代購買モデル「DECAX」とは?

さて、ここからが本題。DECAXの基本と、他の購買モデルとの違いについて見ていきます。

■DECAX

前半でご紹介した購買モデルをさらに発展させたのが、DECAX(デキャックス)です。電通デジタル・ホールディングスの内藤敦之氏が提唱しました。

DECAXはマーケティングの中でも、オウンドメディアなどのコンテンツマーケティングにフォーカスしたモデルです。そのため、AIDMAやAISASなどの従来の法則を受け継いではいるものの、全く新しい購買モデルと言えるでしょう。DECAXの5つのステップは、下記のようになっています。

  • Discovery(発見) ユーザーが、ブログやSNSなどの情報を「発見」します。
  • Engage(関係) 提供されているコンテンツを通して、ユーザーと企業との間で「関係」が構築されていきます。
  • Check(確認) 関係が築けたところで、ユーザーはコンテンツを通してより深く商品を「確認」します。
  • Action(購買) 自分の求めるものだと判断すると、ユーザーは商品の「購入」に至ります。
  • Experience(体験と共有) 手にした商品やサービスを実際に使い、その「体験」をSNSなどで「共有」します。

いかがでしょうか?これまでのモデルとは、かなり異なるプロセスになっていることがおわかりいただけるかと思います。これまでの購買モデルとの相違点に注目しながら、DECAXについて深掘りしていきましょう。

■これまでの購買モデルとの違い

AIDMAやAISASなどのように、これまでの購買モデルはアルファベットのAではじまっている言葉が多くあります。Aとは、上でご紹介したように「Attention」つまり「注意をひく」ということでした。これは、マーケティングを仕掛けている企業側から、消費者に対してベクトルが向かっていることになります。

一方で、DECAXの最初のステップは「Discovery」です。消費者がコンテンツを発見するので、これまでの購買モデルとはベクトルの方向が真逆だと言えるでしょう。これが、DECAXならではの視点なのです。

コンテンツマーケティングのポイントは、ターゲットとなるユーザーが興味を持つようなコンテンツを提供すること。売り手思考ではダメ、ということです。

またDECAXでは、「Engage」と「Check」を何度も繰り返すことで購買プロセスに進んでいくことが特徴としてあげられます。これがつまり、顧客との関係を構築していくことになるのです。コンテンツマーケティングは継続的に実施することが重要、ということを表しています。

コンテンツマーケティングの指針に

DECAXの各ステップを通して言えることは、魅力的なコンテンツが提供できるかが成否を握っているということ。

Googleもコンテンツ重視の方向に舵を切っていますし、SEOを含めてコンテンツの重要性は今後も変わらないはずです。DECAXというコンテンツマーケティングに特化したモデルを意識することが、施策の効果を高める手助けとなってくれるのかもしれません。

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