ALT属性
サイトウ
僕のスキンケアコラム激オシャレにしたいからさ、もう本文に関係ないオシャ画像もがんがんいれてこうかなって。
えふ太
毛穴ケアのコラムなのに、画像のALT属性が「ブルックリンでカッフェを楽しむ女性」って……
ALT属性とは?
ALT属性とは、画像別に「html」でテキスト情報を設定することです。
ページの読み込みが遅く、読み込んでいる最中や上手くページが読み込めない時など、画像の表示が出来ない場合に画像のあった部分へ表示されます。
ユーザーにとっては「ページが上手く読み込めない時に画像の存在を知るもの」で、SEO対策にとっては「ユーザーに寄り添ったページを作る施策の1つ」です。
ALT属性を設定すると「SEO的に効果がある」というのはホント。
ALT属性は画像のテキスト情報で、視界に限らず音声での読み上げブラウザでも画像を認知するために使われることがあります。
SEO対策とはあまり関係の内容にも思えるこのALT属性ですが、注目すべきなのは「クローラーがサイトの情報を集める方法」についてです。
クローラーはサイト内を巡回し、ページの情報を正しく読み取って検索エンジンに伝えることが仕事。そして、検索エンジンがページを評価するには「ユーザーにとって最適なコンテンツか」という部分が重要になります。
そのため、ページを読み込んでいる際に、文章と画像が合っているか、ユーザーにとって利益のある情報のみを掲載しているページなのかを把握する必要があるのです。
ALT属性は画像の情報を設定するものなので、例えば子どもが笑っている写真であれば「子どもが笑っている画像」などと設定します。
クローラーは、画像とコンテンツの内容が合っているかを情報として読み込むため、ALT属性を設定しておいた方が「どんな画像が掲載されているのか」を認知することができるようになります。直接的にSEOの評価を左右すると言うわけではありませんが、ユーザーにとってもクローラーにとっても最適なページ作りにはALT属性が欠かせないと言えるでしょう。