直帰率
直帰率とは?
直帰率とは、ユーザーがサイトやコンテンツに飛んでから、他のページを回遊せずに離脱してしまったユーザーの割合を指します。
最初のページにアクセスしてから、サイト内で次のアクションに至らなかったことを示すものなので、たとえ流入数が多くても直帰率が高ければ、「ただサイトに訪れただけ」のユーザーが多いということになるのです。
直帰率の改善は「コンバージョン」で見る!
コンテンツやサイトからユーザーが直帰する場合、「情報が得られた」「求めていたものと違った」「つまらなかった」「間違えて開いた」など理由もさまざまです。
しかし、SEO対策をするにあたってコンバージョンを設定している以上、ユーザーがサイト内に留まってサイト内の情報を吸収してもらうことは必須と言えます。
しかし、この直帰率が高いページであっても、改善すべきページと、改善よりも「サイトとマッチした内容か」を精査すべきページがあります。
ひとつめの改善すべきページとは、直帰に至らずサイトに残ったユーザーのなかで、コンバージョンに繋がっているケースがあるかどうかです。
そのページがコンバージョンへの入り口になっている例があれば、直帰してしまったユーザー達もサイトを回遊するうちにコンバージョンに繋がる可能性があると考えられます。
また、もうひとつのサイトとマッチしているかを精査すべきページとは、直帰しなかったユーザーからコンバージョンが出ておらず、「ただリンクを押してしまって次のページに飛んだ」可能性があるからです。その場合、そのコンテンツはサイトにとって利益のあるものではなく、流入数を稼いでも「違う」と感じて離脱してしまうユーザーが多い可能性があります。
直帰率はコンテンツの質だけでなく、サイト全体の導線がスムーズであることなども左右します。直帰率の低いサイトを目指すには、ユーザーにとって最適な構造のサイトを作る必要があると言えるでしょう。