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企業アカウントにおけるtwitterのハッシュタグ利用
SNSサービスの中で、twitterの魅力は情報の「拡散性」です。
そして、その拡散性に一役買うツールが「ハッシュタグ」と呼ばれるものです。
今回は企業アカウントにおける、ハッシュタグ利用についてご紹介したいと思います。
ハッシュタグとは
ハッシュタグとは、SNS上で話題をカテゴライズさせるために使用する記号のこと。半角「#」(シャープ)を使用したいワードの直前につけることで使用できます。
使用例としては、ツイート本文の後に独立して付与するものと、本文に織り交ぜて使用する方法があります。
「英語の勉強しました。#英語」
「#英語 の勉強をしました。」
本文に織り交ぜる方法を使う場合には、ハッシュタグをつけた単語の前後に空白をはさむよう心がけてください。
上記例の場合、空白をはさまなければ「英語」というハッシュタグをつけたつもりが、「英語の勉強をしました」というハッシュタグとして認識されてしまいます。ハッシュタグとして認識されている範囲は青字に反転するので、そこで判別を行うようにしましょう。
ハッシュタグの使用目的
ハッシュタグの使用目的は「ツイート内容のカテゴライズ」にあります。
先ほどの「英語の勉強しました。#英語」というツイートはタイムライン上で「#英語」の部分が青字に反転して表示されます。この青字部分がリンクとなり、クリックをすると「#英語」のハッシュタグがついた全てのツイートがリストされます。
ユーザーはハッシュタグによって、自分が今求めているツイートを確認することができます。ツイートする側としても、自身のフォロワー以外にもツイートが届くチャンスが増えるのです。
そのためハッシュタグをつけることは、フォロワーを増やすために大きな役割を果たします。
ハッシュタグの使用数
アプローチ拡大に役立つハッシュタグではありますが、闇雲にたくさんつけても良いという訳ではありません。
例えば、ブランド品に関する下記のようなツイートがあったとします。
① 「エルメスのバーキン今ならこの価格で!#エルメス#バーキン」
② 「#エルメスの#バーキン今ならこの価格で!#安い#バッグ#ブランド品#HERMES」
もしタイムライン上に上記2つのツイートを見つけた場合、どのように感じるでしょうか。
大多数の人は②に対して「胡散臭い」「邪魔なツイート」といったマイナスの印象を抱いてしまいます。理想としては現在一般的と言われている「1~2つ」に留めるようにしましょう。
参考:Twitter・Instagramそれぞれで最適なハッシュタグの数は!?人気のハッシュタグを簡単に調べる方法も紹介
ハッシュタグの使用頻度
役立つとはいえ、全てのツイートに必ずハッシュタグをつける必要はありません。用途に応じて使い分けをしてください。
イベント開催など、内部外部を問わずリーチを広げたいツイート
つけない
フォロワーとの交流のためのツイート
ハッシュタグは使えば使うほどその使い方に理解が深まります。
twitter analyticsなどの分析ツールで、効果測定を行っていきましょう。ハッシュタグの有無でのインプレッションやエンゲージメントといった指標を観察しながら、自身のアカウントに合った利用方法を模索してください。
twitterのオフィシャルサイト上にもハッシュタグの使い方について説明があるので、参考にしてください。
参考:Twitterアナリティクス
参考:#ハッシュタグってどうやって使うの? | Twitterヘルプセンター
自社ハッシュタグの作成
ハッシュタグはどんな内容でも作成できるので、企業アカウントで使用するのであれば自社ハッシュタグを作成されてはいかがでしょうか。
作成方法は前述した通り、「#」を単語の前につけるだけです。仮に「tatoeba株式会社」という企業があったすれば、ツイートに「#tatoeba」とつけるだけで完了です。
ハッシュタグに説明をつけたい場合には、「ハッシュタグクラウド」や、「トレンドハッシュタグ」といったサイトでハッシュタグを登録することも可能です。
これによって、twitter上のみならずgoogle検索などでの露出も向上するので是非活用したいところです。
参考:ハッシュタグクラウド
参考:トレンドハッシュタグ – hashtagsjp
まとめ
企業アカウントにおいてもハッシュタグはイベントの開催など、幅広いユーザーにアプローチするために有益なシステムです。
自社のコンセプトに合ったハッシュタグの使い方を模索して、さらなるフォロワー獲得にお役立てください。