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企業用SNS「Workplace(ワークプレイス)」がFacebookからリリース!

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Facebookは、これまでベータ版として提供していた企業向けのSNS「Facebook at Work」を「Workplace(ワークプレイス)」と改めて、この度正式にリリースしました。Facebookが提供するビジネス向けのSNS、今回はその特徴や導入するメリットについてお話します。

※弊社ではWorkplaceの導入支援等は行っておりません。もし、ご興味がある場合は以下のURLなどを参考に直接お問い合わせ頂きます様、お願い申し上げます。
https://www.facebook.com/workplace

Facebookの新サービス「Workplace(ワークプレイス)」とは

“企業向けSNS”としてリリースされたこのワークプレイスというサービスは、ビジネスにおけるあらゆる現場の業務進行をサポートします。
ベータ版であった「Facebook at Work」は、海外では既に1,000社を超える企業が使用しています。

Workplace(ワークプレイス)の主な機能

通常のFacebookとほぼ同様の機能が搭載されていますが、ワークプレイスのアカウントは通常利用している個人のFacebookアカウントとは別に「ビジネス用」として作成します。
ニュースフィードやメッセンジャー、グループ作成にビデオ視聴、そして音声通話などといったFacebookの機能を、PCやスマートフォンのウェブブラウザーから利用することが可能です。また、スマートフォン専用のワークプレイスアプリと、メッセンジャー専用のアプリ「Work Chat(ワークチャット)」も利用できます。
有料契約のため広告は表示されず、ストレスレスな使用感も魅力です。

社内外での具体的な利用シーン

  • 文書や写真画像をリアルタイムで共有
  • グループチャットでのコミュニケーション
  • 業務に関するニュースや情報をニュースフィードでチェック

また、リーダーのスピーチをライブ動画でストリーミングなどということも可能です。

気になるWorkplace(ワークプレイス)の料金設定

ワークプレイスは有料サービスです。その料金形態はというと、月間アクティブユーザー数をベースにしたFacebook独自のスタイルの料金設定になっています。(※)
その料金設定は、アクティブユーザー1人あたりの月額制です。アクティブユーザー1,000人までは1人あたり月額3ドル、9,999人までは1人あたり月額2ドル、そして1万人以上は1人あたり月額1ドルとなっています。なお、非営利団体と教育機関の利用に関しては無料です。
柔軟な料金設定をしているだけではなく、結果として、他の競合にあたるサービスツールと比較すると低価格といえます。
また、データファイルや画像、動画などで使用するストレージは無制限で利用可能というメリットもあります。
本記事をアップした10月19日時点では、最初の3ヶ月間は無料でトライアル利用ができますので、この機会に導入をしておくべきかもしれません。

(※)ここでいう「アクティブユーザー」とは、月に1度はワークプレイスを利用しているユーザーのことをいいます。

データ管理が楽に? Workplace(ワークプレイス)を利用するメリット

ワークプレイスは前述の通り、ほとんど誰もが使い慣れているFacebookの通常アカウントと同じ機能を備えています。そのため他のメッセンジャーなどのビジネスツールとは違い、導入にあたって利用メンバーを新たに教育・指導する必要がないことはメリットの1つです。導入がスムーズであればツールの定着率も上がるため、業務自体のスムーズな進行にもつながることでしょう。

また、ワークプレイス上でのやりとりは、他のコミュニケーションツールよりも楽に管理ができます。企業ごとのPCに依存したメーラーや共有フォルダでは、必要の都度に管理者に送ってもらうなどの手間がかかりますが、ワークプレイスはメンバーであればいつでも確認することが可能なのです。
さらに、ワークプレイスの申し込みは基本的に企業ごとに行いますが、別の企業メンバーともアカウントを共有できるスペースとして「Multi-Company Groups(マルチカンパニーグループス)」という機能もあります。特に別の企業で働くメンバー同士がひとつのビジネスを進めていく場合などに重宝する機能といえるでしょう。

ワークプレイスの存在は、各企業の社員同士はもちろんのこと、社外のプロジェクトメンバーとも密につながることを可能にしてくれます。幅広いコミュニケーションのタイムラグをできるだけなくしていくことで、ビジネスの進行や精度を上げてくれる頼もしいサポーターとなることを期待したいところです。