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ジョニー・デップの「イケメンっぷり」が堪能できる映画3選

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みなさん、ジョニー・デップはお好きでしょうか? 美形ですよね! だけどジョニーは「美形であること」をあまり売りにしていません。
ある程度以上の年齢の人にとってジョニー・デップとの出会いはエドワード・シザーハンズだったりするでしょうし、もうちょっと若い人ならジャック・スパロウ、あるいはウィリー・ウォンカ、マッド・ハッターかもしれません。そう、ジョニーの演じた有名な役は、多くが白塗りか特殊メイクなのです。
もちろん、そんな個性的な役やユニークな作品を選んで出演するところこそがジョニー・デップという俳優の魅力ではあるのですが、やっぱり女性ファンとしてはイケメンっぷりだって堪能したい! というわけで、ジョニー・デップのイケメンっぷりを存分に楽しめると個人的に思う作品を3本ほどご紹介します。

アリゾナ・ドリーム(1994)

旧ユーゴ出身の映画監督エミール・クストリッツァによる『アリゾナ・ドリーム』。アメリカの田舎(アリゾナ州)を舞台に「アメリカンドリームの終焉」というテーマを描きながらも、ヨーロッパ映画らしい洒落た雰囲気と浮遊感漂う不思議な作品です。
故郷アリゾナを離れニューヨークでアルバイトしていた主人公のアクセルは、叔父の結婚を理由に連れ戻されます。キャデラックのディーラーをしている叔父とともにセールスの仕事を始めたアクセルは、未亡人の女性とその義理の娘と出会い不思議な関係になっていくのですが……。一風変わった個性的な登場人物たちと、それぞれが胸に抱く「夢」をめぐる、おかしくもせつない物語です。
年上の恋人と、その義理の娘との間で揺れる主人公を演じるジョニーは、これでもかというぐらいの美青年です。あと、従兄役のヴィンセント・ギャロも良いです!

ドン・ファン(1995)

この作品でジョニーが演じるのは、自分のことをドン・ファンであると言い張る青年の役です。自殺しようとしたこの青年を引き止め、治療にあたることになった精神科医ジャックを演じるのはマーロン・ブランド。その妻役に、アリゾナ・ドリームでもジョニーと共演したフェイ・ダナウェイ。
青年は、ジャック医師にこれまでの(ドン・ファンとしての)自分の人生と、最愛の女性との別れの物語を語って聞かせます。ドン・ファンを人格障害と診断したジャック医師ですが、次第にドン・ファンの語る物語に魅了されて……。
出逢う女性を次々に虜にするジョニーのドン・ファンっぷりが見事で、ニヤニヤしちゃうこと間違いなし。観終わった後、温かい気持ちになれる珠玉の作品です。

ショコラ(2000)

『ギルバート・グレイプ』でもジョニーと組んでいる、ラッセ・ハルストレム監督による2000年のアメリカ映画『ショコラ』。ギルバート・グレイプのときも美形でしたが、「イケメンっぷり」という意味ではショコラが断然勝っていると個人的には思います。
保守的で閉鎖的な村にやってきた、子連れのちょっと変わった女性がチョコレート店を始めて、村の指導者の反感を買いながらもやがて人々の心を動かしていくという物語。ジョニーが演じるのは、村に流れ着いて村の人たちから避けられるジプシーの一団のリーダーの青年。ジョニーにはかなり珍しい、普通にイケメンな感じの役です(笑)。
寒い季節にぴったりな心温まる作品です。おいしいチョコレートが食べたくなりますよ。

ジョニーの美形っぷりが堪能できる映画はほかにもいろいろあるのですが、映画としても良い作品だなあと思うおすすめ作品を3つ取り上げてみました。年末年始に映画でも観ようかなというときの参考にしてみてくださいね。