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なぜ読まれない?読まれるコンテンツとの違いとは?


内製化が進むコンテンツマーケティング。しかし、現実問題として記事を書いていても「上位に表示されない」、「PV数が増えない」など、コンテンツマーケティングに息詰まっている企業も多いと思います。 そこで今回はたくさんのユーザーに読まれるコンテンツ作りについてをご説明します。

なぜを読んでもらえないのか

コンテンツの質、量ともに充実しているのにサイトへの集客がなく読まれない。そんなサイトを運営されている企業も多いと思います。商品に自信があるのにサイトへ来ないのは、どの分野においてもありえることですが、その原因はキーワードの選定が間違っている場合がほとんどです。

ユーザーは検索エンジンを経由してサイトへ訪問します。そのため検索エンジンで表示されないサイトでは集客が見込めません。まず記事コンテンツを読んでもらうためには、検索されるキーワードを選ぶことが重要になります。

検索されやすいキーワードとは?

単純に検索されやすいキーワードを選べばサイトに来てもらえると思いがちですが、検索されやすいキーワードは競合も対策している可能性が高く、上位に表示されるのは難しい場合があります。ではどのようにキーワードを選べばいいのか、簡単にキーワードの種類別に特徴と注意点についてご紹介します。

①ビックキーワード

日常で使われる単一キーワードを指します。例えば「コンテンツ」や「マーケティング」などはビックキーワードになります。

ビックキーワードは検索ボリュームが多く、競合他社でも対策している可能性が高いです。そのためビックキーワードだけで上位表示させることは難しいです。

②ブロードマッチキーワード

ビックキーワードにもう1つキーワードをつけくわえたキーワードの組み合わせです。例えば「コンテンツマーケティング とは?」や「コンテンツマーケティング 事例」などはブロードマッチキーワードになります。

キーワードの関連性や検索ボリュームに注意して選定する必要があります。特に「〇〇 とは?」というブロードマッチキーワードは対策をしている企業も多く、競争率が高いです。

③ロングテールキーワード

3語以上の検索キーワードの組み合わせです。例えば「コンテンツマーケティング SNS 関係性」や「コンテンツマーケティング メリット デメリット」などはロングテールキーワードになります。

ブロードマッチキーワードよりも検索ボリュームは減りますが、ニーズがかなり絞り込めるのでターゲットがはっきりしている場合は有効と言えます。

キーワード選定のコツと注意点

関連するキーワードは、Googleキーワードプランナーなどを使って調べることが出来ます。しかし検索されやすいキーワードを選定出来ても、まだ注意すべきことがあります。当然、競合もキーワードプランナーを利用している可能性が高いので、それだけでは上位表示させるのは難しいです。
ではどのようにキーワードを選定したらいいのか、キーワード選定のコツをご紹介します。

①下位キーワードを組み合わせる

検索ボリュームが多いキーワードはすでに他社で対策されている可能性が高いため、下位のキーワードを組み合わせる必要があります。ただし、ほとんど検索されないキーワードでは意味がないので、そこは加減が必要です。

②キーワードの多用厳禁

上位表示を意識するあまり、コンテンツ内にキーワードを散りばめすぎてしまい、質が落ちてしまうことです。キーワードばかりたくさん並んでいて中身のないコンテンツですと、検索エンジンに弾かれてしまう可能性があります。

キーワードをたくさん入れるのではなく、サイトに合ったキーワードを選定するようにしましょう。

③ターゲットの明確化

キーワードの検索ボリュームは年齢・性別・趣味・家族構成など様々な要素によって変わります。例えば「肌」に関する悩みを検索する場合、20代女性と40代女性は同じワードで検索するでしょうか?年代によって悩みは変わる可能性が高いです。

サイトに来てほしいユーザーを明確に設定することで、そのユーザーが検索しそうなキーワードを絞ることができます。

滞在時間の向上!良質なコンテンツとは?

せっかくユーザーがサイトに来ても、中身のないコンテンツや情報が曖昧なコンテンツばかりですと、ユーザーが離れていく可能性があります。少しでもユーザーに長く滞在してもらうためには良質なコンテンツを制作する必要があります。良質なコンテンツに明確な定義はありませんが、いくつか押さえておくべきポイントがありますのでご紹介します。

①情報の信頼性

ネット上にはたくさんの情報が出回っていますが、その中にはウソの情報や誤った情報などもあります。まず良質なコンテンツを制作するためには、情報の正しさが重要になります。

記事を書く際に専門家や有資格者など、その分野に関して熟知している人に執筆や監修をしてもらうといいでしょう。

↓監修イメージ

②読みやすい

文章だけが延々とあるような文章は読みにくいです。読みやすくするためには、適度に小見出しを入れ、箇条書きを作って読みやすい構成にします。また記事の内容にあった写真を貼るとより見やすくなります。

文字の色を変えるなど、「読んでほしい読者層にあった文章にする」ということも効果的です。

③欲しい情報がすぐ手に入る

検索ユーザーが最も知りたい情報は「結論」です。良質なコンテンツを制作するためには、できるだけ早く、正確に情報を伝える必要があります。結論に対して、その根拠や詳細を流れに沿って示していくことが、良質なコンテンツへの第一歩です。

④広告がコンテンツの邪魔をしない

検索ユーザーが知りたい情報は「結論」であるため、広告が多く、売り込み要素が強いコンテンツは良質とは言えません。
また、ユーザーのネットリテラシーも高くなっているので、安易に広告へ誘導するようなコンテンツになってしまうとユーザーの離脱に繋がる可能性があるので注意しましょう。

上記以外にも、良質なコンテンツを制作するためには注意すべきポイントがあります。Googleの「ウェブマスター向け公式ブログ」に良質なコンテンツについての記事がありますので、そちらも参考にしてみましょう。

参照元:Googleウェブマスター向け公式ブログ
参照URL:https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/09/more-guidance-on-building-high-quality.html

読まれる良質な記事コンテンツを作るためには?

いくら良質なコンテンツだと思って、配信続けていても、読まれなければ良質なコンテンツとは判断できません。なぜならコンテンツの善し悪しを評価するのは執筆者ではなくユーザーだからです。しかし記事コンテンツを読んでもらうために、キーワードを盛り込みすぎてしまい、ユーザーが欲しい情報が入っていないコンテンツでは意味がありません。

良質であり、読まれるコンテンツを制作するためには、サイトに来てほしいターゲットを明確にすることが重要です。
そのターゲットが「何を知りたいのか」、「何を解決したいのか」を把握して、正確な情報提供するとともに、ターゲットに合った検索キーワードを選定するようにしましょう。

まとめ

良質なコンテンツと読まれる記事コンテンツについてご紹介しました。
良質であり、多くのユーザーに読まれる記事コンテンツを制作するためには、日々のアクセス分析や現在のトレンドなどさまざまな情報が必要になります。しかし多くの企業では、担当者が他の業務も兼任しているため、なかなか時間を割けず情報収集が十分にできていないことが多いと思います。そのような場合は、一度外注を使ってみてはいかがでしょうか?

弊社はペルソナ設計からキーワード選定も含めて記事の制作を行っているので、「コンテンツマーケティングに息詰まってしまった」、「始めたいけどどうしたらいいのか分からない」など、さまざまなご要望にお応えさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。