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Facebook「よくないね!」ではない6つの感情ボタンをテスト設置

先月から話題になっていたFacebookの「よくないね!」ボタン。
自分や家族に不幸があった際にも「いいね!」が付けられてしまうということから、悲しみを共感する「よくないね!」ボタンの設置が検討されていました。

ただ「よくないね!」ボタンは他人への攻撃にもなるということから、「よくないね!」という評価もありました。Facebookで広告を出稿する場合にも、広告に「よくないね!」を付けられるとイメージが悪いですよね。

この話題に関して、10月8日に新たな発表がありました。
Facebookの公式発表はこちらです。(英語です)

6つの感情ボタンを設置

2015年10月8日より、アイルランドとスペインのFacebookでは「Reactions(リアクションズ)」という感情を表すボタンがテスト設置されました。
Facebookが投稿している動画を見れば分かりますが、「Reactions」ボタンの内容は以下のとおりです。

名称 表現 日本語(予想)
Like 好ましい いいね!
Love 愛しい あいしてる!
Haha 楽しい たのしい!
Yay 喜び うれしい!
Wow 驚き おどろいた!
Sad 悲しみ かなしい!
Angry 怒り おこった!

通常時に表示されているのは、今まで通りの「いいね!」ボタン。この「いいね!」ボタンを長押しすることで他の「Reactions」が出現するという仕組みです。これらの感情ボタンの登場によって、今までには無かった共感の仕方が可能になります。

日本ではまだ導入されていませんが、現在のテスト実施が問題ないようであれば世界的に導入されていきます。

Today we’re launching a pilot test of Reactions — a more expressive Like button. As you can see, it’s not a “dislike” button, though we hope it addresses the spirit of this request more broadly. We studied which comments and reactions are most commonly and universally expressed across Facebook, then worked to design an experience around them that was elegant and fun. Starting today Ireland and Spain can start loving, wow-ing, or expressing sympathy to posts on Facebook by hovering or long-pressing the Like button wherever they see it. We’ll use the feedback from this to improve the feature and hope to roll it out to everyone soon.

Posted by Chris Cox on 2015年10月8日

広告に対するReactionsを確認できる

Facebookでの広告配信にもReactionsが付けられるため「配信した広告がユーザーにどのように受け入れられているか」ということを確認できるようになります。
より詳細な反応を見ることができるようになるので、今までよりユーザーとのコミュニケーションがしやすくなるということが見込めます。

一方で「Angry」ばかり付けられるような事態も考えられるため、よりユーザーに適したアプローチが必要になって来るでしょう。