ROIとは
広告費に対してどれだけの利益(売り上げ金額 - 原価)を得られたかを測るための指標になります。このROIの数値が高いほど、効率の良い投資だということになります。
計算式は「ROI(%)= (売上金額 - 原価) ÷ 投資金額 × 100」です。
広告運用の成果を測る際には、投資した資本を広告費と捉えることができます。つまり、ROIは広告費に対してどれだけの利益を得られたのかを明らかにする指標であるともいえます。
ROIとROASの違い
ROIと混合しがちな指標に「ROAS(Return On Advertising Spend)」と呼ばれるものがあります。ROASは「広告費用の回収率」を見る指標です。
ROASの計算式は以下の通りです。
「ROAS(%)= 売上金額(広告を経由した売上)÷ 広告費用 × 100」
ROIもROASも投資費用に対する成果を測る指標ですが、ROASが「売上金額」に着目する一方で、ROIは「利益」に焦点を合わせた指標です。
場合によっては、ROAS(売上がメイン)が100%以上だったとしても、ROI(利益がメイン)で、100%を下回った場合にはビジネス的に失敗したという結論になります。
またROASは売上が発生しないサイト(「会員登録」や「資料請求」がコンバージョンに定められているもの)では、指標として機能しない場合がありますので注意が必要です。