KPIとは
目標の達成に向けたプロセスの中で、重要な指標を指します。KPIを設定することで、目標達成に対して適切なアプローチが行えているかどうかを確認することができます。
KPIは従事する業務内容によって異なってきます。
企業が会社全体に「売上の5%向上」という目標を掲げた場合、その目標に対するアプローチが部署や役割によって違うためです。
営業の場合は「成約数」や「訪問件数」、マーケティングの場合は「お問合せ件数」や「コーポレートサイトへの流入数」などがKPIの要素として用いられます。
KPIを定めるメリット
・チームが共通認識を持って迷いが生じない
KPIを設定することで、部署内やチームのメンバーが次に行うべきアプローチ(アクション)を把握することができます。チーム内が共通認識を持って、迷いが生じにくくなります。
・生産性が高くなる
KPIを設定し、曖昧な情報などで迷いが生じにくくなると、業務自体が活性化し、結果的には高い生産性につながります。
・軌道修正しやすくなる
進捗状況から目標達成が厳しいと感じた場合にもKPIは有効です。設定したKPIを修正し、目標達成に近づけるという行動を取りやすくなります。そのためにもKPIは常にモニタリングしておくことが大切です。