サイトウ
受付のあの子と約束ができたら、最初のデートはレストランで食事して、二回目のデートでは映画館を貸し切って……
えふ太
会話もしていないうちからCPAがどんどん膨らむ
CPAとは
CPA(Cost Per Acquisition/Cost Per Action)は「顧客獲得単価」を意味する言葉で、CV(コンバージョン)1件あたりにかかるコストを指します。
広告費用や自社サイトの運営にかかるランニングコストなどを用いてCPAを割り出していきます。
CPAは主に「施策の費用対効果の確認」に要する値です。
CPAが上がるほどCVの獲得に費用を消費することとなりますので、利益が圧迫されていきます。反対にCPAが下がるほど利益が増加するので、費用対効果の高い施策が打ち出せていると考えられます。
CPAは以下の計算法で導き出すことができます。
CPA=総費用÷CV数
費用が10万円でCV数が100件であれば、CPAは1000となります。
CPAは「利益拡大」のための指標
CPAを確認せずに施策を続けるのはハイリスクです。
Web担当者はCPAを都度確認しつつ、「広告によって高い利益が出ているか」「施策に無駄がないか」を把握しておく必要があります。CPCの値が良くとも、CPAが高騰していると利益が減少します。
ただし、CPAが想定よりも高いからと施策の打ち切りや予算の縮小をおこなうと、当然CVも減少します。CVの低下は利益の低下に直結するので、CPAを気にするあまり利益を失ってしまうかもしれません。CPAもあくまで利益拡大のための指標に過ぎないことを覚えておきましょう。
CPAが悪化してもある程度様子をみてください。CPAの許容範囲を決めて施策をおこない、より効果的な施策を目指すのが得策です。