サイトウ
僕の更新しているコラムを愛してくれる人なんているのかな……。
えふ太
その答えはアクセスログのみぞ知る
アクセスログとは?
アクセスログとは、「Webサーバ上の通信記録」のことを指します。
このアクセスログを見ることで、サイトに訪問したユーザーの情報を把握することができるのです。
得られる情報はWebサーバの種類ごとに変わりますが、下記のようにさまざまな情報を取得できます。
- IPアドレス
- アクセスした日付、時刻
- リファラー(リンク元)
- リクエストされたファイル
- 訪問したユーザーのWebブラウザ名やOS
- サービス状態コード
- ユーザーエージェント
アクセスログはユーザーがサイトにアクセスするごとに記録されるため、その都度の情報を把握することも可能です。
サイトを運営する上で、だれが、どこから、いつ、どのようにしてサイトに訪れたのかを知ることは最重要部分だと言えるでしょう。
広告の効果があるのか、どの検索キーワードからサイトを知るのかなど、流入施策を続けていくために必要な情報を確認することができるのがアクセスログです。
アクセスログを「解析」して利益を生もう!
アクセスログは、ユーザーの情報をただ記録するだけのものなので、解析を行うことで運営側に利益のあるものになります。
そして、アクセスログを使用するメリットは「ユーザーのことを知ること」にあります。
その中でも、効果測定とデータマイニングの2軸でアクセスログを使用することで、サイトの課題や可能性を見付けやすくなると言えるでしょう。
まず効果測定として使用する場合は、流入の為に打ち出している広告からのアクセスがあるかという部分に着目します。全体の流入数に対して、「狙っているキーワード」や「広告をしている場所」からの流入があるかどうかを確認できるのです。
次にデータマイニングですが、これは「運営側が予想していないデータ」を探ることが目的です。どんな場所からユーザーがサイトに来たのか、どのページに何回きているのかなどを解析することで、自分達でも気づいていないサイトや商材の需要に気付くこともできます。