エンゲージメント(Engagement)とは
企業と消費者やユーザーとの間に生まれる「関わり」や「絆」「結びつき」を、マーケティングとしての指標として表した用語です。
自社の商品やサービスのブランド力を向上したいと考える企業が、消費者に対してSNS(ソーシャルネットワークサービス)を通じて、コミュニケーションをとってエンゲージメントを高めるというケースが近年増えてきました。
企業がエンゲージメントを利用する目的としては、顧客満足度を理解し、リテンション(リピート)をするユーザーを増やすことにあります。
エンゲージメントの効果を知る指標「エンゲージメント率」とは
「エンゲージメント」の効果を知るための一つの指標として、「エンゲージメント率」というものがあります。エンゲージメント率が高いほど、ユーザーから積極的な反応があることを示すのです。
エンゲージメント率の定義はSNSごとに異なり、計算法も異なりますが、その一例を紹介します。
・『Facebook』のエンゲージメント率の計算法
リーチ(タイムライン上に表示)された投稿に対して、エンゲージメント(「いいね!」「コメント」「シェア」「クリック」)があった人数で割って算出します。
・Twitterのエンゲージメント率の定義・計算法
エンゲージメント(クリック、リツイート、返信、フォロー、いいね)の数をインプレッションの合計数で割って算出します。