データベースマーケティングとは
顧客自身の属性や購買履歴といったデータを分析し、ニーズやウォンツを明確にすることで、顧客ひとりひとりに合ったアプローチやサービスの提供を行うマーケティング手法を指します。
データベースマーケティングの主目的は、新規顧客の獲得ではなく、既存の顧客の嗜好を理解し、さらなる販売促進につなげることにあります。
データベースマーケティングのメリット
データベースマーケティングを行うことで、企業にいくつかのメリットがもたらされると考えられています。それが以下の2つです。
・既存の顧客により質の高いアプローチができる
データベースマーケティングは、過去に自社の商品やサービスに一度でも興味関心を抱いた会社や顧客をリスト化していくものです。それを分析し、顧客のニーズを理解することで、より関心の高いアプローチを行うことができます。
・顧客獲得のチャンスを逃しにくくなる
前述した通り、このマーケティングの対象は過去に接触があった企業や顧客となります。過去の商談で契約に至らなかったとしても、継続的なフォローや接触を続けることで、顧客のニーズが顕在化した場合、競合他社に契約を奪われるというケースが少なくなります。