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Googleが回線速度のテストツールを導入 【SEOとの関係は?】

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2016年6月、Googleが回線速度のテストツールを導入したことが発表されました。本記事ではこのテストツールの概要と、SEOで表示速度が重要な理由や改善方法について解説します。

Googleが回線速度のテストツールを公開した

ツールの概要

googleが導入した回線速度のテストツールのページ

Googleは2016年6月に、回線速度がチェックできるツールを公開しました。回線速度とは、ユーザーが利用しているネット回線のスピードのことです。ネット回線の状態がブラウザから簡単にチェックできるのが、このツールの特徴です。

なお、Googleで「check internet speed」と検索するとツールが表示されるのですが、記事執筆時点だと日本国内ではまだ利用できません。

調べられること

このツールで調べられるのは、回線の上り/下りのスピードとレイテンシー(通信の遅れ具合)です。この数値が遅いということは、サイトの表示が遅くなるということです。

サイトの表示が遅くなる原因はさまざまですが、ページそのものに原因がある場合と、ネット回線が貧弱であることに大別できます。

今回導入されたGoogleのツールでは、後者のネット回線を調べることができるのです。

表示速度はSEOに影響がある

さて、上記のようにGoogleは回線速度のツールを公開しているのですが、実際のところページの表示速度はSEOに影響するのでしょうか?実は、これはWeb業界では長く議論の対象になっている質問です。

結論から言うと、ページの表示速度は(直接的には)検索順位にはほとんど影響がありません。

ただし、ページの表示速度はユーザーの行動に影響を与えます。特にスマホなどのモバイル端末で顕著なのですが、ページの表示速度が遅いと閲覧を止めてしまうユーザーも多いです。そのため、PVや離脱の悪化、回遊率の低下を引き起こしてしまいます。

これが原因となり、サイトの検索順位が低下することは十分に考えられます。間接的にではありますが、ページの表示速度はSEOに関係していると言えるでしょう。

ページの表示速度を改善する方法

最後に、ページの表示速度を改善する方法をご紹介しておきましょう。

原因を探る

ページの表示速度を改善する場合は、はじめに改善箇所を絞る必要があります。表示速度が遅い場合は、その原因を探りましょう。

ページの表示速度をチェックする方法ですが、PageSpeed Insightsを使うのが王道です。これはGoogleが提供しているツールなのですが、ページの表示速度を改善するための修正箇所を提案してくれます。

PageSpeed Insightsのページ

PageSpeed Insightsでは、具体的な数字で表示速度を確認することはできません。具体的な数字で確認したい場合は、Googleアナリティクスの「行動」メニューにある「サイトの速度」を使うといいでしょう。

対策を施す

改善箇所がわかったところで、ページに改善を施していきます。表示速度を改善するための方法は、その原因によってさまざまです。ここでは代表的な対策を2つだけご紹介しましょう。

画像の軽量化

ホームページやLPでは、トップ画像や背景、素材など多数の画像を使います。画像の品質が良ければ見た目は良くなりますが、読み込みに時間がかかって表示速度が遅くなることがあります。

画像を軽量化(圧縮)することで、表示速度を大きく改善することが可能です。WordPressでは「EWWW Image Optimizer — WordPress Plugins」などの画像を軽量化できるプラグインもあるので、上手に使っていきましょう。

キャッシュを利用する

キャッシュとは、ブラウザで一時的に保存しているページ内容のこと。キャッシュを利用することで、以前訪れたことのあるサイトはスピーディに表示されるようになります。WordPressの場合は、「W3 Total Cache — WordPress Plugins」や「WP Fastest Cache」などのキャッシュ対応プラグインを使うといいでしょう。

あとがき

Googleが導入した回線速度のテストツールや、表示速度を改善するための方法について解説しました。表示速度はSEOだけでなく、ユーザビリティにも大きく影響します。サイトを運営しているのであれば、しっかりと対策しておくようにしましょう。