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【ECサイト改善】サイトリニューアルを成功させる6つの注意点

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「もっとアクセスを伸ばしたい!」
「コンバージョンを増やしたい!」

こうした課題を抱え、ECサイトをリニューアルするケースがありますよね。その際、事前に知っておくことでリニューアルをスムーズに進められるいくつかの注意点があることをご存知でしょうか。特にSEO対策について言えば、何も考えずにすっかり新しいECサイトにしてしまうと、また新たにSEO対策を始めなければなりません。そうなれば自然検索によるアクセスは一時的に悪化する可能性も大いに考えられるのです。
今回は、ECサイトのリニューアルを確実に成果につなげるための注意点をいくつかご紹介します。

ECサイトリニューアルの目的と目標設定を明確に

まずは、「そもそも何のためにECサイトをリニューアルするのか」「何を改善したいのか」をできる限り具体的に定義します。

  • スマホの直帰率を50%まで改善する
  • CVRを1%上げる

例えば、上記のようにできるだけ数値化したものを含む目標が理想です。そうすることで、リニューアルに関わる数多くのメンバーに共通の意識を持つことができ、それぞれの勝手な意思決定を防ぐことができるようになるはずです。
また、事前に目的や目標を具体的にリストアップしてみることで課題が明らかになり、リニューアルが本当に必要なのかどうかを考えるきっかけにもなります。明確になった目標に対してリニューアルで発生するコストに対しても、費用対効果を合理的に考えた見極めができるようになるでしょう。

対応デバイスや優先デバイスの決定を

スマートフォン、タブレット、PCと、自社のECサイトがどのデバイスに対応するべきなのか、どれを優先したいのかを決定します。今ある現ECサイトのアクセスの割合をアナリティクス等で調査し、現状維持とリニューアルで更に強化したいデバイスを決めましょう。これにより、リニューアルするサイトの方向性が決めやすくなります。
全デバイス対応が必須の場合は、レスポンシブデザインがおすすめです。レスポンシブウェブデザインは、サイトやコンテンツの更新がシンプルにできる上、ユーザーにとってもUX(ユーザーエクスペリエンス)の高いECサイトに仕上げることが可能です。費用や技術の問題がないのであれば、レスポンシブ対応を第一に検討するのが良いでしょう。マルチデバイスでの利用満足度が高く、Googleの評価も高いためSEO対策においても有利です。
また、「レスポンシブデザインでは費用がかかりすぎる」「PCが必須、スマートフォンは表示できれば良い」といった場合には、PCサイトをスマートフォンに自動表示する動的対応を選びます。一部スマートフォンでは表示が難しいコンテンツについては、モバイル専用で制作する必要がありますが、今のところほとんどのECサイトがこのタイプのようです。
UX、制作コスト、管理体制など、企業によってさまざまな都合や目的がありますので、自社に合った選択をするべきと言えますね。

相場を知って現実的なスケジュールを立てる

カートASPを使用する場合のリニューアルにかかる工数は、おおよそベーシックなECサイトで約1ヶ月半から2ヶ月を要します。コンテンツやページが多い場合、また機能のカスタマイズを行う場合は、2ヶ月~4ヶ月程度必要になります。
ECサイトをリニューアルしたい日を決定し、それを逆算する形でリニューアルによって発生するタスクや進行の管理をしていくことが望ましいです。トラブルがあっても大丈夫な程度に、余裕をもって進めていくのがよいでしょう。

リニューアル時にサイトドメインを変更しない

これは、SEO対策、つまりオープン後の集客を考える上で大切な注意ポイントになります。ドメインを変更してしまうと、今までのSEO対策はリセットされてしまうことを忘れないでおきましょう。
できるだけドメインは変更せず、どうしても変更が必要な場合にも、リダイレクトは必須です。リダイレクトを適切に設定しておけば、被リンクを失うこととなくアクセス数をキープすることが可能です。リニューアルをしたら、サイトの移行をGoogleに報告することも忘れずに行います。

旧サイトからのリダイレクトを忘れずに

ドメインの説明でもお話した通り、新しいECサイトができあがったら、旧ECサイトのページからリダイレクト設定が必須です。リニューアルの際、リダイレクトをしていないことが原因でアクセスが激減してしまうケースが多く、実際忘れられがちな注意ポイントです。この場合に使用するリダイレクトは、「301リダイレクト」を使います。301リダイレクトは、Googleのロボットに「完全に移転しました」と伝えるためのリダイレクトの方法です。

サイトカテゴリ構造はできる限り引き継ぐ

これはECサイトに限らずですが、サイト内には「トップ」→「カテゴリ」→「コンテンツ」と、大きく分類してこのような構造になっています。これはSEO対策のための検索エンジンロボットが評価しやすいために行う構造作りです。つまり、ECサイトを効率良く検索結果の上位に表示させてくれるためのものなのです。
旧ECサイトが、ある程度のSEO成果を得ているのであれば、トップや大カテゴリなどサイト上層の構造は、基本的にあまり大きく変更を加えないのがベターです。各コンテンツページのタイトルタグも同様のことが言えます。
逆に、サイト構造の抜本的な改造がリニューアルの目的なのであれば、UXやSEOも意識した構造にこのタイミングで仕切り直すことで集客力を上げるチャンスにできるでしょう。

費用の算出からサイト構築、そして顧客データの移行やその後の運営まで、ECサイトのリニューアルには、多大な工数と人のリソースが必要になります。大きな転機だからこそ、事前の目標設計は明確に、そして注意すべきポイントを抑えてスムーズな進行ができるように備えておくことが大切です。