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コンテンツ記事が上位表示されない時に試したい3つの方法

コンテンツマーケティングを始めたが、何故だか記事が上位表示されて来ない。

「クオリティには自信があるし、タイトルやメタタグも気にしているのに、何故だろう……」
そんな悩みを抱えるweb担当の方は少なくないでしょう。

今回は多くのコンテンツマーケティング担当の方が用いている、もしくは導入を考えているであろうWord Pressの機能を用いた「コンテンツマーケティングのSEO効果をより高めるサイト構築」の方法についてお伝えしたいと思います。

Word PressはSEO効果が高いと言われていますが、最大限のパフォーマンスを発揮させるためには、運営側での正しいカスタマイズが欠かせません。機能を正しく理解して、ユーザーにとって価値のある情報を届けていきましょう。

サイトマップを作成して、Search Consoleに送信すべし

当たり前のことですが、検索で上位表示されるためには、まずはページがインデックスをされなくてはいけません。
早ければ数日以内にGoogleのクローラーが巡回してインデックスをしてくれます。ただ、元のページ数が少なかったり、公開して間もない新しいサイトだったりすると、必要以上にインデックスまで時間がかかってしまうことがあります。

SEO対策の第一歩として、Google Search Consoleに送信するためのサイトマップを自動で作成する仕組みを作っておきましょう。

WordPressには元々サイトマップを自動で作る仕様が入っていないので、「Google XML Sitemaps」というプラグインを用いることになります。こちらを使えば、記事を更新するたびにサイトマップが作成されるようになります。
インデックスされるスピードに不安を覚えたり、いち早くインデックスして欲しいページがあったりする場合は、サイトマップを作り、Search Consoleからサイトマップを送信するようにしましょう。

「早くインデックスされないかな……」という時間はこれで軽減することができます。

関連記事リンクは、本当に関連性の高いものを設置すべし

一度、ご自身のサイトのコンテンツを確認してみてください。

その記事には関連記事へのリンクが貼られていますか?
そのリンクは全く関係ない内容の記事へのリンクではありませんか?

SEOの内部対策の一つとして、良質な関連記事リンクを貼ることが挙げられます。
実は、サイト内の関連性の高いページへのリンクが貼られているページのほうが、むやみに多くのリンクが貼られているページよりも周遊率の向上に繋がるだけでなく、SEO効果も高いのです。

「こちらの記事もチェック!」といった他記事への誘導は数多く見られますが、
そのコンテンツ同士の内容に関連性がない場合は、それは良質な内部リンクとしては評価されません。

例えば、「ダイエットに効果的な果物5選」という記事から他記事への誘導がされているとします。
その誘導先が、

「朝起きて5分の習慣で体が変わる!【簡単エクササイズ3選】」
「オフィスでできるシェイプアップ!座るときの姿勢を意識してみて」
「彼の胃袋をつかむコツは、最後のちょっとした一手間」

という記事だったらいかがでしょうか。
確かに若い女性をターゲットにしていて、一つ目の記事はダイエットに興味がある人に向けたリンクなのかもしれません。しかし、「ダイエットに効果的な果物」という記事から貼られているリンクとしては、その関連性は低いように思われます。

リンクを貼るのだとしたら、

「果物を食べるのに一番効果的な時間帯は?」
「こんな食べ方も?フルーツの栄養を効果的に摂れるお手軽調理法」
「果物の糖分とお菓子の糖分って何が違うの?」

といった具合に、その記事を読んだユーザーが本当に興味を抱くような記事をリンクとして設定しておく必要があります。

Word Pressでは、関連記事リンクを自動で埋め込んでくれるプラグインが用意されていますが、SEO効果を高め上位表示を狙うのであれば、手動でリンク設置することをオススメします。
カスタムフィールドという機能を使えば、どのページにも簡単に関連記事リンクを埋め込むことができますので、是非一度お試しください。

カスタムフィールドについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

周遊率を上げたいがために内部にリンクを量産しているサイトと、
ユーザーに本当に価値のある情報を届けるためにリンクを選定して掲載しているサイト。
どちらがユーザーやGoogleからの評価が高いかは、言わずもがなですよね。

そういった一手間が、結果的に高品質だと評価されるコンテンツ、引いてはサイトにつながっていくのです。

低品質なコンテンツは、あえて表示させなくするべし

「そもそも低品質なコンテンツがあるって、コンテンツマーケティングを行っている上でダメじゃん!」というお声が聞こえてきそうですが……

この低品質なコンテンツというのは、通販サイトや求人サイトなどの「検索結果」や、ブログ形式サイトの「月別アーカイブ」といった、他のページと重複してしまうページのことを指します。

インデックスはしなくて良いが、そのページからのリンクは辿ってほしい。
というメッセージを「noindex,follow」という設定を使ってクローラーに伝えることができます。リンク先が高品質なコンテンツであれば、Googleはその先のページをしっかりと評価してくれるのです。

この機能は「All in One SEO Pack」というプラグインを使うことで設定することができます。

「良質なコンテンツのみを評価対象にする」という、ページのインデックス数の多さを大切にしてきた今までの考え方とは一線を画す手法です。検索結果で表示される必要はないがサイト運営にとっては必要なページや、内容が重複してしまっているページに対しては、あえてこの設定を施すサイトも増えてきています。

本気でコンテンツのSEO効果を高めたいと考えているのであれば、サイト全体の評価を下げてしまわないためにも、検討の価値のある設定の一つです。

まとめ

・確実に素早くページをインデックスしてもらうために
→サイトマップを「Google XML Sitemap」で作成し、送信をする。

・周遊率だけでなく、SEOの内部対策の一環として
→関連性の高い記事をリンクとして設置する。

・低品質なサイトであるという評価を避ける
→「noindex,follow」を用いて、高品質なページのみを検索結果に表示させるようにする。

コンテンツのクオリティには自信があるのに、上位表示されずアクセスが伸び悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。